1998年のCART時代を含め13年間行われてきたツインリンクもてぎのアメリカンオープンホイールレース(現在はインディジャパン300mileとして開催)が今年限りで終了するそうです。
ツインリンクもてぎ公式発表
1997年に行われたジミーバッサーの公開デモンストレーション走行からツインリンクのオーバルコースに親しんでいるファンとしてはかなり残念ですが最近の観客数を見る限り今回の開催中止でツインリンクを責める気にはなれない。
むしろ定着するかどうかわからなかったオーバルレースを良く今まで開催してくれたと思う。
興行規模の割には集客があまり芳しくなかったものなぁ。
昨年は元F1ドライバーの琢磨参戦で久々に盛り上がっていたけど満員にはほど遠かった。
それでも久々に集客にインディファンとして喜んだ。近年は本当にガラガラだったからね。
無料招待券を大量にばら撒いたのも収益に影響したのだろう。
客層を広げるために招待券を配るのは悪いとは言わない。
ただチケットを持っていればチェック無しで入場できるシステムだったので大量にオークション出品される始末。
(転売対策として券を配ったディラーと顧客名の組み合わせをチェックしてから入場させてほしいわ)
正規のチケット価格の1/2~1/3で買えるのだからそりゃあオークションで買う人も多いでしょう。
売り上げはオークション出品者に入るのであってツインリンクの売り上げにはならない。
無料招待券を大量に出すのも考え物ですね。(これはもてぎ開催のFポンにも言えること)
あと修繕費の捻出問題とかもあったかもね。
オーバルコースの第1〜2ターンと第4ターン〜ストレートのスタンドは鉄骨を組んだ仮設スタンド。
しかもレース毎に組んでいるのではなく撤去せずにずっと設置されたまま。結構老朽化が進んでいたからなぁ。
滑り止めの緑のマットとか剥がれていて歩いていると時々引っかかるなどけっこう危なかった。
ただ年1回の開催では常設スタンドを建設するわけにもいかなかったのだろう。
今後、オーバルコースはどうするんだろう。
年1回スーパー耐久を開催しているけどそれだけではコースを維持する費用も捻出できないだろうし。
いっそのこと潰してしまえば日本におけるオーバルレース開催の未練を断ち切ることができるのだが。
でもいつの日か再度オーバルレースは見たいです。その日が来るまでさようならインディジャパン。
※写真は2008年のインディジャパン。予選日(雨中止)、決勝日(路面不良で順延)、決勝予備日と宿泊地水戸から3日間もてぎに通いました


インディファンであり、琢磨ファンであるワタシだったので去年のインディジャパンは本当に楽しいものでした。
けど・・・イベントの質は明らかに落ちてしまっていましたね・・・あれではタダのホンダファン感謝イベントですよ・・・そんなことからも「いろいろ厳しいんだろーなー」なんて勝手に思っていました。チケットの件についても「あ〜なるほど」と思いました。確かに北滑走路のバスの台数を見て招待客が多いんだろうなと常々思っておりました。
08年のインディジャパン!
厳しかったですね〜でもワタシもダニカの初優勝に立ち会えた事が今でも最高の思い出です。
>イベントの質は明らかに落ちてしまっていましたね
かなり寂しくなってましたね。
企業ブースも少なかったし2008年で結構好評だったバイクトライアルデモンストレーションも無かった。
2008,2009年に配っていたインディロゴ入りのハンドタオルの配布も中止していましたね。
2007年を最後にブルーインパルスも飛来していませんね。
あれも結構お金がかかるんでしょうねぇ。
その分2010年のF2飛来と栃木県知事のスタートコマンドに気合が入っていたので良しとしましょう。
2008年はダニカ優勝もありましたがカナダのレース大好きおじさんマーティーロスさんからサインを貰えたことが一番うれしかったかも。